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案内状の作成(4) ~ クリップアート(イラスト)と写真の挿入 ~

項の学習で、タイピングによる文字入力以外の方法で、Wordに図形や文字を挿入する基礎を習得しました。

本項では、さらにもう少し範囲を広げて、「イラスト」や「写真」といった対象範囲の広いオブジェクトの挿入方法について学習して行きます。

ワードアートも図形も、Wordの機能に含まれているものでしたが、「イラスト」や「写真」というのは、自らが作成したイラストや撮影した写真であったり、インターネットなどからダウンロードした素材であったりします。

つまり、扱う人によって異なるオブジェクトとなり、その適用範囲は、イラストや画像のファイル形式のほぼ全てが対象となるわけです。(画像ファイルについて詳しくは、画像ファイル を参照してください)

したがって、注意しなければならないのは、

挿入する画像ファイルのファイルサイズに注意しなければならない

ということです。通常、テキストデータのみのWord文書であれば、ファイルサイズは数KB程度です。しかし、デジカメ写真などを挿入する場合は、写真データが数MBもあるわけですから、そのまま挿入してしまうとWordファイルも大変なサイズになってしまいます。

単純なイラストなどでは問題ありませんが、特にデジカメ写真を挿入する場合は、ファイルサイズを縮小して挿入する というのが原則となります。

Word挿入後に画面上の画像を縮小しても、実際のファイルサイズが小さくなるわけではない

ので注意しましょう。では、同様に下の「例題8」を印刷、もしくは画面で表示しながら作成して行きましょう。

例題
例題8 文字方向:横書き/印刷の向き:縦
余白:上30、左25、右25、下20 にページ設定
フォント:HGS創英角ポップ体、HG丸ゴシックM-PRO等

本項は、「クリップアート(イラスト)と写真の挿入」と銘打っていますが、例題8はイラストのみで写真は挿入されていません。写真については、項末の「練習課題13」で学習しますので、ご容赦ください。

例題8も前項と同様に、ワードアートでタイトルを記述していますので、最初に全ての文字を入力するのではなく、上から順に作成して行きましょう。

まず、「ドグマ小学校スポーツ少年団」をタイプ入力します。入力後、フォントを「HGSゴシックE」、フォントサイズを「12」に変更します。

そして、次のタイトルと合わせるため、文字を「斜体」に装飾します。(斜体の装飾について詳しくは、テキストボックスの挿入 を参照してください)

次に、タイトル「田舎に泊まろう」をワードアートで挿入します。ワードアートボタンより「ワードアートスタイル7」を選択します。フォントは「HGS創英角ゴシックUS」を指定し、挿入後、図形の位置を前項同様「前面」に指定します。

そして、マウスでワードアートのサイズを調整し、フォントの色と影を同様の色に変更します。(詳しくは、前項を参照してください)

また、今回はワードアートを「中央揃え」にレイアウトします。中央揃えは、オブジェクトを選択した状態で右クリックし、「ワードアートの書式設定」を選択、「ワードアートの書式設定」ウィンドウの「レイアウト」タブを選択し、「水平方向の配置」から「中央揃え」を選択します。

オブジェクトの中央揃えは、通常のタイプ入力するテキストの中央揃えとは方法が異なるので注意が必要です。

「ワードアートの書式設定ウィンドウの「レイアウト」タブのイメージ

次に、「夏休み企画」の吹き出しを作成します。まず、吹き出しを「図形」ボタンの「円形吹き出し」を選択して描画します。描画後、テキストボックススタイルより、「グラデーション(上方向)-アクセント5」を選択してスタイルを変更します。

「テキストボックススタイル」より「グラデーション(上方向)-アクセント5」を選択するイメージ

Word2003以前のバージョンをご使用の場合は、グラデーションを設定して同様の色を指定してください。

吹き出しの文字は前項同様、オブジェクト上で右クリックして「テキストの編集」をクリックして入力します。フォントは「HGS創英角ゴシックUS」、フォントサイズは「16」、フォントの色を「緑(深緑系の任意の色)」に変更し、吹き出しのサイズをマウスで調整します。

そして、いよいよイラストですが、まず先に文字を入力します。フォントは「HG丸ゴシックM-PRO」、フォントサイズは「12」に指定し、「田舎。」から「消防団って知っていますか・・・?」までを左詰めで入力後、ルーラーの「左インデント」を動かしてレイアウトを整えます。

文字を右に移動させてできたスペースにイラストを挿入します。イラストの挿入には、大きく分けて2通りの方法があります。

クリップアート機能から挿入するか、フォルダに保存してあるファイルから挿入するか

の2通りです。クリップアート機能というのは、Wordにもともと保存してあるイラスト集や、インターネット上のマイクロソフトのサイトのイラスト集から直接Wordに挿入する方法で、バージョンによる違いはあるものの、基本的に他ユーザーと共通のイラストを利用するというものです。

対して、フォルダに保存してあるファイルを挿入する場合は、ユーザー個人が作成したイラストや、クリップアート以外のサイトからダウンロードしたイラストなど、ユーザー固有のイラストを挿入する場合です。

今回は、クリップアート機能を使ってイラストを挿入します。

カーソルは任意の位置(挿入したい場所の近く)に置いたまま、「挿入」タブより「クリップアート」を選択します。すると、画面右側に新たなウィンドウが表示されます。

「クリップアート」ウィンドウのイメージ

まず、項目の説明をしておきます。「検索」項目は、任意のキーワードをテキストボックスに入力してイラストを検索する項目です。

「探す場所」は、どのカテゴリを検索するかを選択する項目で、大項目として「マイコレクション」「Officeコレクション」「Webコレクション」があり、その下に階層化されています。基本的に「すべて」をチェックしておけば問題ありません。

「クリップアート」ウィンドウの「探す場所」項目のイメージ

「種類」は、挿入するオブジェクトの種類を選択する項目で、「クリップアート」「写真」「アニメーション」「サウンド」があり、イラスト以外のオブジェクトも検索して挿入することができます。この項目は「すべて」をチェックすると煩わしいので、挿入するカテゴリのみをチェックするほうが良いでしょう。

したがって、今回は「クリップアート」のみをチェックします。

「クリップアート」ウィンドウの「種類」項目のイメージ

では、「検索」項目のテキストボックスに「子供」と入力して検索してみましょう。例題と同じイラストが表示されるでしょうか?(されない場合は任意のイラストで構いません)

クリップアート検索で、「子供」でイラストを検索した結果のイメージ

該当するイラストをクリックすると、ページのカーソル部分にイラストが挿入されます。

クリップアートがWordに挿入されたイメージ

クリップアートは、「行内」位置で挿入されるので、「前面」に変更し、サイズを調整しレイアウトを整えます。これでイラストの挿入は完了です。

次に、「日程」から「持ち物」までを入力し、フォントを「HGS創英角ポップ体」、フォントサイズを「20」、色を「青(濃い青系の任意の色)」に変更します。

そして、「箇条書き」ボタンで箇条書きに設定後、行頭文字を星記号に変更します。(詳しくは、箇条書きと段落番号 を参照してください)

次に、「参加される方は~」を入力しますが、行頭の「※」は、「こめ」と入力して変換すると、簡単に変換することができます。この行は、フォントサイズを「10.5」に指定し、右揃えにレイアウトします。

次の「きりとり線」は、図形とテキストボックスを組み合わせて作成します。まず、「図形」ボタンより「直線」を選択して、マウスで直線を描画します。

そして、直線を「点線」に変更します。「図形の枠線」ボタンより、「実線/点線」を選択し、「破線」をクリックします。(破線は点線よりも空白の間隔が大きい)

「図形の枠線」ボタンのイメージ。

さらに、この直線もタイトルと同様に「中央揃え」にレイアウトします。オブジェクトを選択した状態で右クリックし、「ワードアートの書式設定」ウィンドウの「レイアウト」タブより指定します。

次に、テキストボックスを任意の位置に描画し、「きりとり線」と入力後、背景は「白」色のまま、「枠線」を「線なし」に設定します。このテキストボックスを破線に重ね、順序をテキストボックスを「前面」に指定し、テキストボックスも中央揃えにレイアウトすれば完成です。

テキストボックスも同様に、選択した状態で右クリックし、「テキストボックスの書式設定」を選択し、ウィンドウの「レイアウト」タブより中央揃えを指定します。

破線図形の上にテキストボックスを重ねたイメージ

以下、「ドグマ小学校スポーツ少年団夏休み企画申込書」を入力し、フォントサイズを「12」に指定し、中央揃えにレイアウトします。

次の「スポーツ少年団夏休み企画に、参加します。」は、フォントを「HGS創英角ゴシックUB」、フォントサイズを「16」に指定します。

最後に、「氏名」と「保護者の承認」は、フォントサイズを「14」に指定して、スペースで間隔を調整して「下線」ボタンより記入欄を作成します。「印」は「いん」で変換すると印の囲み文字を選択することができます。

ただし、印の囲み文字は、環境依存文字ですので互換性には注意が必要です。この印の文字のみフォントサイズを「10.5」に指定して完成です。(環境依存文字について詳しくは、電子メールの書式 を参照してください)

以上で例題は終了です。では下記の練習問題を作成してみてください。これができたら次項へすすみましょう。

練習課題
課題13 文字方向:横書き/印刷の向き:縦
余白:上30、左25、右25、下20 にページ設定
フォント:HGS創英角ポップ体、HG丸ゴシックM-PRO等

課題13は、デジカメ写真を挿入してあります。当初に解説したとおり、画像をそのままWordに挿入するとファイルサイズが膨大になってしまいます。

高性能のデジカメであれば写真一枚が10MB近くになるものもあります。例えば、その画像をそのまま挿入したWord文書をメールに添付して送る場合など、最大容量10MBの制限があれば、添付ファイルは削除されてしまいます。(詳しくは、電子メールの書式 を参照してください)

例題13の鶴の写真ですが、現物は下図のとおり「IMG_8874.JPG」というファイル名で、ファイルサイズは「2.42MB」です。

デジカメファイルのファイルサイズ表示のイメージ

このファイルをWordにそのまま挿入すると、単純に「2.42MB」以上のサイズになるわけです。

Wordファイル(互換モード)のファイルサイズ表示のイメージ

ただし、注意点として、Word2007よりファイルの保存形式が「XML」という形式が採用されており、Word2003以前のバージョンと比べてファイルサイズを小さくして保存することができるようになっています。

したがって、この形式(拡張子「.docx」)で保存した場合は、挿入したデジカメファイルのサイズよりも小さくなります。

Word2007の形式(MXL形式)のファイルサイズ表示のイメージ

さて、では画像ファイルをサイズ縮小するにはどうしたらよいのかというと、様々な画像編集ソフトウェアが存在しますので、一概には言えませんが、Officeに標準装備されている画像編集ソフトを利用する方法を解説したいと思います。

まず、編集する素材としてこの鶴の写真を使用します。2.42MBのファイルをダウンロード可能な環境の方は、下記リンクより右クリックして「対象をファイルに保存」選択してください。保存場所はどこでも構いませんが「デスクトップ」を指定します。

ファイルがダウンロードできたら、画像編集ソフトを起動します。ソフトウェアの名称は、「Microsoft Office Picture Manager」です。「スタート」メニューより、「Microsoft Office」→「Microsoft Office ツール」→「Microsoft Office Picture Manager」を選択します。

「スタート」メニューより「「Microsoft Office Picture Manager」」を選択したイメージ

画面左の「画像へのショートカット」より、「画像へのショートカットを追加」ボタンをクリックして、「テスクトップ(画像の保存場所)」を指定します。

「Microsoft Office Picture Manager」の画面左側のイメージ

すると、中央画面にデスクトップ上に保存してある写真の一覧が表示されるので、鶴の写真をダブルクリックして拡大表示させます。

画像が拡大表示されたら、画面上側の「画像の編集」ボタンもしくは、画面右側の「作業の開始」より矢印の「進む」ボタンをクリックします。すると画面右側に画像編集の項目が表示されます。

「Microsoft Office Picture Manager」の画面上部のイメージ

今回は、「画像のサイズを変更する」項目の「サイズ変更」を選択します。(「画像の圧縮」を選択して任意の圧縮率に変更しても構いません)

「サイズ変更の設定」項目より「定義済みのサイズ」を指定し、リストの中から「Web大:640×480ピクセル」を選択します。

「Microsoft Office Picture Manager」のサイズ変更のイメージ

「OK」ボタンをクリックすると、画面左側の「未保存の変更済画像」フォルダにサイズ変更した画像が一時保存されます。確定保存ではありませんので、任意の場所に任意の名称で保存します。(上書き保存すると、もとの画像を上書きしてしまうので注意が必要です)

ページ左上の「ファイル」より、「名前を付けて保存」を選択し、保存します。今回は、保存先を「デスクトップ」、ファイル名を「tsuru」として保存します。

では、保存した「tsuru」ファイルのサイズはいくらになっているでしょうか?下図のとおり「214KB」となり、10分の1程度に圧縮されたことになります。このサイズであれば、メールに添付したとしても問題ありません。

サイズ縮小した画像ファイルのファイルサイズ表示のイメージ

さて、それでは実際にWord文書の作成にとりかかりましょう。画像ファイルの挿入以外は、これまでの学習で全て作成することができます。

まず、「あなたの知らない~」をタイプ入力し、フォントを「HGSゴシックE」、フォントサイズを「24」、色を「緑(淡い緑系の任意の色)」に変更します。

次の「田んぼでバードウォッチング」は、ワードアートで作成します。ワードアートボタンより「ワードアートスタイル21」を選択し、フォントは「HGS創英角ゴシックUS」を指定し、挿入後、図形の位置を「前面」に指定します。

そして、マウスでワードアートのサイズを調整し、フォントの色と影を「青(青系の任意の色)」に変更し、レイアウトを「中央揃え」に指定します。

さらに、今回は少し図形を変更させます。ワードアートを選択すると下図のように、「黄色」のひし形記号が表示されますので、この記号をマウスで左右にドラッグします。

すると、ワードアートの形状が変化します。今回は、画面左側にドラッグし、図形の傾斜を起します。

ワードアートの形状を変更するイメージ

次に、写真を挿入します。「挿入」ボタンより、「図」をクリックします。

「挿入」タブの「図」ボタンのイメージ

すると、ファイルの場所を選択するウィンドウが表示されます。ここで、挿入する画像が保存されている場所(フォルダ)を指定し、ファイルを選択します。

今回は、デスクトップ(デスクトップもフォルダの一部です。詳しくは、デスクトップとは を参照してください)に保存していますので、デスクトップを指定し、ファイル「tsuru」を選択し、「挿入」ボタンをクリックします。

図の挿入のイメージ

画像が挿入されたら、画像のサイズを調整します。テキストボックス等と同様に四辺をマウスでドラッグして調整することができます。(Word2007ではページちょうどに挿入されます)注意点としては、縦横比が変化しないように、画像の「角」をドラッグします。

位置は任意の位置で構いませんが、ページ幅の行幅いっぱいに画像をレイアウトしましょう。

次に、吹き出しを「図形」ボタンより「円形吹き出し」を選択して描画し、「テキストの編集」より文字を入力します。フォントは「HGSゴシックE」、フォントサイズを「16」、色を「緑(濃い緑系の任意の色)」に変更します。(吹き出しが写真の前面に表示されない場合は、写真と図形の順序を調整してください)

そして、「あっ、あそこにいるの鶴じゃない?」の文字は、ワードアートの「スタイル1」より、フォントは「HGS創英角ポップ体」を指定し、フォントの色を「黄(黄系の任意の色)」、影を「茶(濃い茶系の任意の色)」に変更、サイズとレイアウトを調整します。

次に、「開催日」から「参加費」は「箇条書き」機能を使い、行頭文字をチェックマークに変更します。フォントはHGS創英角ゴシックUS」、フォントサイズを「18」、色を「青(青系の任意の色)」に変更します。

最後の「~総務振興課」と「NPO」は、タイプ入力後、「右揃え」にレイアウトし、スペースに「クリップアート」よりイラストを挿入します。

クリップアート検索で「ペン」または「文房具」で検索し、同様のイラストを挿入し、サイズとレイアウトを調整します。

そして、テキストボックスで「主催」を入力し、フォントは「HGSゴシックE」、フォントサイズを「14」、色を「灰(灰系の任意の色)」に変更し、塗りつぶしと枠線を透明化し、イラストの前面に重ねれば完成です。

全く同じに作成する必要はありませんので、ポイントを押さえて作成してください。

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2010年2月22日
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2014年5月30日
内容修正。

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