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補助記憶装置(1) ~ ハードディスクとは ~

助記憶装置とは、名前から補助的な記憶装置としてマイナスイメージを抱くかもしれませんが、この補助記憶装置こそ私たちにとっての身近な記憶装置になります。

主記憶装置はパソコン(CPU)が使う記憶装置であり、私たちユーザーが直接メモリにファイルを保存することはありませんが、補助記憶装置はユーザーが直接ファイルを保存する装置になります。

この装置(補助記憶装置)を、

ハードディスク

と言います。ハードディスクという名称は一度は耳にしたことがあると思います。現在では、パソコン以外にも、カーナビやテレビ、デジタルビデオカメラなどにも内蔵されています。

HDD という表記の方が馴染み深いかもしれません。HDDとは、「ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)」の略になります。ハードディスクとHDDは厳密には意味が異なりますが、一般には同義語で使われています。

ハードディスクとハードディスクドライブ(HDD)の違いは「ドライブ」という文字ですが、ドライブとは、

記憶媒体を読み書きする装置

という意味です。したがって、「HDD」はハードディスクという記憶媒体を読み書きする装置のことになります。つまり、ハードディスクが収まっている装置 のことです。

一方、「ハードディスク」は記憶するだけの装置(媒体)であり、ハードディスクとドライブがひとつになってHDDとなります。したがって、ハードディスクは、ディスク(記憶装置)とドライブが一体化していて着脱不能なため、ハードディスクと同義語で使われているというわけです。

例えば、フロッピーディスクとフロッピーディスクドライブ(FDD)では違いがよくわかります。フロッピーは記憶媒体ですが、それを読み書きできるドライブに入れないと操作することができません。

このように、厳密には記憶媒体とドライブは別物ですが、ハードディスクのように一体化しているものも多いため同義語で使われることも多いのです。

さて、ハードディスクの解説をする前に注意点があります。先ほどの主記憶装置とは「メモリ」のことでしたが、

補助記憶装置とは、ハードディスクだけを指しているのではない

ということです。

ハードディスクは、補助記憶装置のひとつにすぎないのです。補助記憶装置は、記憶できる媒体(メディアという)すべてを指す用語になります。例えば、

FDMO、CD、DVD、USBメモリなど

の記憶メディアすべてが補助記憶装置になります。 「補助記憶装置=ハードディスク」 と混同されがちですが、主記憶装置と異なり補助記憶装置は多数存在しますので注意してください。

また、「補助」という名前のとおり、パソコンの性能に直接影響する装置ではありません。メモリと異なり、記憶容量が多いからといってパソコンの動作がスムーズになるわけではありません。ただ純粋にファイルを保存しておくだけの装置だと認識しておいてよいと思います。

ただし、ハードディスクに関しては、記憶容量一杯までファイルを保存してしまうと動作に異常をきたす場合があります。

したがって結局のところ、主記憶装置も補助記憶装置も記憶装置に変わりないので、記憶容量が多ければ多いほど良いわけです。容量が多すぎて困ることはありません。

また、記憶装置であるということは補助記憶装置も主記憶装置と同様に、性能(仕様)を表現する単位は、B(バイト)になります。

逆に、補助記憶装置が主記憶装置と異なるのは、

故意に消去しない限り記憶が消されることはない

ということです。揮発性のメモリは電源が切断されると記憶も失われますが、ハードディスクに代表される補助記憶装置に保存したファイルは、電源が供給されていなくても消えることはありません。

エラーや不具合等によって消去されてしまう場合はありますが、ファイルとしてデータを半永久的に保存しておく装置が補助記憶装置になります。

例えば、CDやDVDに写真や映像、音楽などを保存するという行為は、持ち運びのためであったり、トラブルに備えたバックアップ(ファイルの写しをとること)であったりします。つまり、大切にいつまでも保存しておくことが前提となっています。

では、ここから補助記憶装置の代表格であるハードディスクに焦点を絞って解説して行きます。

ハードディスクは、他の補助記憶装置と異なりパソコンという器械に最初から内蔵された記憶装置です。一般的に、DVDドライブが内蔵されていないパソコンはあっても、ハードディスクが内蔵されていないパソコンはありません。

例えるなら、ハードディスクは生産ラインの中核となる倉庫のようなものです。この倉庫で部品(ファイル)を保管し、次の生産のために部品を出庫(メモリにデータを渡す)します。つまり、生産の原点となるとても重要な倉庫になります。

したがって、ハードディスクが無かったらパソコンは動くことができません。ハードディスクには、

OSであるWindowsそのものを含め、あらゆるファイルが保存されている

からです。したがって、

ハードディスクが故障するとOSが機能しなくなる

ということであり、パソコンは動作しなくなります。そういう時は、「リカバリ」という復旧作業をすることになってしまいます。「リカバリCD」をパソコン購入時に付属でお手持ちの方も多いと思いまが、リカバリの方法はパソコンの種類によって異なるのでここでは割愛します。

さて、ファイル管理 の章で解説のとおり、このハードディスクの中にフォルダによる階層構造が形成されてファイルが保存されています。つまり、一番上の階層の一番大きな箱、ルートディレクトリがハードディスクなのです。

デスクトップ画面の「コンピュータ」をダブルクリックすると下図の画面になります。Windows XP以前では「マイコンピュータ」という名称のアイコンです。「ローカルディスク(C:)」が、ハードディスクです。

コンピュータ(マイコンピュータ)の画面イメージ

この「ローカルディスク(C:)アイコンをダブルクリックしてその中身を展開すると、「Windows」というフォルダで、OSであるWindowsのファイルが保存されていることがわかります。

OSそのものであるWindowsフォルダのイメージ

このように、ハードディスクには私たちユーザーが作成したデータファイル以外にも、OSそのもののファイルであったり、システム的なファイルもすべて保存されています。(ユーザーが作成したファイルは圧倒的に少ない)

したがって、ハードディスクの故障やトラブルはパソコンにとって致命的なものになります。大切なファイルは他の記憶装置(次項参照)にバックアップをとっておくことが大切です。

では、ハードディスクの特徴を詳しくみて行きましょう。

先程の例でハードディスクを倉庫に例えました。ハードディスクの特徴は、そのことからイメージできるとおり、主記憶装置と比較すると、

記憶容量が非常に多い

ということがまずあげられます。

メモリの容量は、現行のWindows Vista搭載のパソコンでも、1GBくらいの容量であるのに対し、パソコンに内蔵されたハードディスクは、何十GBから何百GBもの容量を持っています。百倍以上の容量があります。

また、他の補助記憶装置と比較しても圧倒的に容量は勝ります。大容量の記録媒体であるDVDでも 4.7GB程度しかないのです。

その他の特徴としては、

簡単な操作でファイルの保存や消去をすることができる

ということも特徴のひとつです。具体的には、コピー&ペーストドラッグ&ドロップ といった簡単な操作方法で保存ができ、消去も書き換えも自由に行うことができます。

ドラッグとは、マウスの左クリックを押したまま離さずアイコンを画面上で移動させることで、ドロップとはその左クリックを放して移動を確定させることです。ペーストとは「貼り付け」の意味です。

このような視覚的、感覚的な操作でファイルを扱うことは、OS の章で解説したGUIの特徴であり、当然のことと思われるかもしれませんが、ハードディスクの大きな特徴のひとつでもあるのです。

詳しくは次項で解説しますが、例えば、CD-RやDVD-Rといった記録メディアの場合、ファイルを保存するには専用のソフトウェア(書き込みソフト)が必要になりますし、一度保存してしまったファイルは消去することができません。

つまり、ハードディスクはとても汎用的で利便性に富んだ記憶装置なのです。

また、ハードディスクの実際の形や物理的なデータの記憶方法について詳しく知りたい方は、下の参考サイトを参照してみてください。

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更新履歴

2008年7月25日
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2009年4月15日
ページをXHTML1.0とCSS2.1で、Web標準化。レイアウト変更。
2014年5月19日
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2018年1月25日
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参考文献・ウェブサイト

当ページの作成にあたり、以下の文献およびウェブサイトを参考にさせていただきました。

ハードディスク基礎知識 - ハードディスク総合サイト
http://www.iodata.jp/promo/hdd/useful/basic/

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