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ウェブページの仕組み(4) ~ プラグインとは ~

ェブサイトはテキストのみならず、マルティメディアコンテンツを取り扱うようになり、現在のウェブサイトでは、動画やサウンドが溢れています。

したがって、ウェブで表現したいコンテンツが増えるにつれ、ブラウザの機能だけでは表現しきれないコンテンツやファイル形式、サービスが現れはじめました。

そこで、それを表現するためのプログラムが開発され、ブラウザに追加で組み込むかたちで表現されるようになりました。このプログラムのことを、

プラグイン

と言います。プラグインは本来、Netscape Navigatorというブラウザの追加プログラムをプラグインと呼んでいましたが、他のブラウザにも適用されるようになり、現在では、

アプリケーションソフトに機能を追加するためのプログラムやソフトウェア

を指す広い意味で使われています。つまり、ブラウザ以外のアプリケーションソフトすべてを対象とする用語となっています。

ただし、マイクロソフト社については、Internet Explorerの機能拡張は「ActiveX(アクティブエックス)」というWeb関連技術の一部「ActiveX コントロール」としていますので、プラグインという用語を使用していません。(詳しくは、ActiveXとは で解説します)

また、特定のアプリケーション用の追加モジュール(プログラム)を「アドイン」「アドオン」と呼ぶため、プラグインも同義語で使われる場合があります。

さて、それでは具体的にインターネットにおけるプラグインについて解説して行きましょう。

実際にウェブサイトを訪問して、そのウェブサイトの閲覧に必要なプラグインがインストールされていない場合は、そのためのメッセージが表示されたり、プラグインのダウンロードサイトへのリンクが貼られているのが一般的です。

したがって、基本的なプラグインは無料でダウンロードすることができます。下図は、「JWord」というプラグインがないために、インストールを促すメッセージが表示されている画面です。

プラグインのインストール確認メッセージのイメージ。

上図のメッセージ部分をクリックするとダウンロードすることができます。

しかし、注意が必要なのは、通常のプラグイン(ActiveX コントロール)はパソコンに悪影響を与えるものではないので、インストールしても問題ありません。しかし、不審なサイトでは、悪意のある不正プラグインのインストールを促される場合がある ので注意が必要です。

こうした不正なプラグインを安易にインストールすると、パソコンの中のデータを勝手に書き換えたり削除したりと、深刻な状況を引き起こす場合があります。プラグインのインストール時は、

そのサイトやプラグインが信頼できるものか確認してからインストールするなどの注意が必要

です。ただ、警戒しすぎて、すべてのプラグインのインストールを拒否してしまうと、ウェブサイトの一部もしくはすべてを見られない可能性があるので、怪しいサイト(有名サイトになりすましたフィッシングサイトに注意)のプラグイン以外はインストールしても問題ないと思います。

以下に代表的なプラグインを紹介します。この一例にあるプラグインならば、インストールしても特に問題ないでしょう。

また、比較的新しいバージョンのブラウザには、主要なプラグインが最初から標準で組み込まれているので、基本的にはバージョンアップ等がメインになると思います。

Flash Player(フラッシュ プレーヤー)

アドビシステムズ社(元はマクロメディア社の開発だが、アドビ社が買収)が開発している動画やゲームなどの規格である「Flash」コンテンツを再生するためのソフトウェアです。

Flashコンテンツは、比較的簡単に作成することができ、動作が滑らかで、画像がピクセル画像ではなく「ベクトル画像」であるため、拡大縮小しても画質が乱れず、ファイルサイズが小さいという特徴があります。

また、画像の中で特定の位置を指定して個別のリンクを設定できる「イメージマップ(クリッカブルマップ)」のような動作を設定することができます。

Shockwave Player(ショックウェーブ プレーヤー)

アドビシステムズ社(元はマクロメディア社の開発だが、アドビ社が買収)が開発している動画やゲームなどの規格である「Shockwave」コンテンツを再生するためのソフトウェアです。

Flashよりも多機能で、グラフィカルなゲームなどの制作に向いてます。しかし、軽快で容易に作成できるFlashの登場によってその使われ方は非常に少なくなっているのが現状です。

Adobe Reader(アドビ リーダー)

旧名は、Adobe Acrobat Reader(アドビ アクロバット リーダー)で、アドビシステムズ社が開発している「Adobe Acrobat」コンテンツ(主にPDFファイル)を閲覧するためのソフトウェアです。

つまり、PDF文書の作成や編集には「Adobe Acrobat」が、表示には「Adobe Reader」というソフトウェアが必要になるということです。

PDF文書は、機種やOSなどの環境に左右されずに同じレイアウト、同じフォントで文書を表示することができます。(また、編集することもできないという公文書的要素があります)

QuickTime(クイック タイム)

アップル社が開発する「QuickTime形式」のファイルを扱うためのソフトウェアで、ウェブページ上にあるQuickTime形式の動画や音声を再生するために必要なプレーヤーソフトです。

QuickTimeは、ファイルをダウンロードしながら同時に再生する「ストリーミング」方式に対応しています。

Real Player(リアル プレーヤー)

リアルネットワークス社が開発する「Real Media形式」のファイルを扱うためのソフトウェアで、ウェブページ上にあるRealMedia形式の動画や音声を再生するために必要なプレーヤーソフトです。Real Playerは、RealMedia形式だけでなく、MP3やQuickTimeなど50以上のメディアファイルに対応しています。

Real Playerも、ファイルをダウンロードしながら同時に再生する「ストリーミング」方式に対応しています。

Windows Media Player(ウィンドウズ メディア プレーヤー)

マイクロソフト社が提供するマルチメディアコンテンツ再生のソフトウェアで、数多くのメディアファイルに対応しています。

このように、メディアを取り扱うアプリケーションソフトは、「メディアプレーヤー」と呼ばれ、様々なファイル形式に対応している場合がほどんどです。

したがって、プラグインとしての機能よりもマルチプレーヤーとしてのイメージが強く、混乱があるかもしれませんが、基本的なプラグインの考え方は、ウェブ上における追加機能であり、ブラウザの機能を補完するものです。

さて、当然この他にも無数のプラグインが存在しますが、むやみやたらにインストールするのではなく、プラグインのインストール時は、それが本当に必要なプラグインなのか、そのサイトは信用できるのかをよく見極めてからインストールすることが大切です。

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更新履歴

2009年6月21日
ページを公開。
2009年6月21日
ページをXHTML1.0とCSS2.1で、Web標準化。レイアウト変更。
2014年5月22日
内容修正。

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参考文献・ウェブサイト

当ページの作成にあたり、以下の文献およびウェブサイトを参考にさせていただきました。

文献
図解入門 インターネットのしくみ参考文献

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