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その他の単位 ~ bps・ピクセル・セグメント ~

ンピュータにまつわる様々な単位があるというのは、これまでの学習のとおりです。例えば、デジタルデータの単位 で解説した「B(バイト)」や「bit(ビット)」、出力装置 で解説した「画素」や「ドット」、「dpi」などです。

基本的な単位についてはこれまでの学習で網羅していると思いますが、本項では、その他の単位と、ブロードバンドとは で解説した通信速度「bps」について詳しく解説したいと思います。

まず、通信速度を考えてみましょう。bpsとは「Bits Per Second」の略であり、1秒間に転送されるデータ量を表しています。

例えば、1Mbpsや100Mbpsと表現されます。100Mbpsの場合、1秒間に100Mのデータが転送されるわけですが、よく間違われるのが、100MBのデータが1秒間に転送されるという間違いです。

bpsは、Byte(バイト)ではなくbit(ビット)で表現しているため、100Mbpsと表現されていれば、100÷8で、1秒間に12.5MBのデータを転送していることになります。この場合は、「12.5MB/s」などと表現します。

Byteで表現する場合は、「B/s」「B/秒」「Bps」が使われます。したがって、データの転送速度(伝送速度と同じ意味)の単位としては、

bが小文字であればbit、Bが大文字であればByte

ということになります。そして、転送速度の単純な計算式は、

通信速度(bps)÷8=送受信バイト数(B/s)

で計算することができます。ただし、転送されるデータには、正確に転送を行うための付加情報が含まれるため、その付加情報を控除すると実質の転送速度は送受信バイト数の85%程度になります。

つまり、先ほどの例の「12.5MB/s」では、実質最大転送速度は1秒間に「10.6MB/s」ということになります。したがって、光ファイバー(FTTH)で通信速度100Mbpsであれば、最大で1秒間に10.6MBのデータを送受信することができるという計算になります。

この「最大」というのは、あくまで理論値であり、回線やサーバが込み合っていて、途中で速度が低下したりする場合があるためです。アナログ回線のADSL等では、ケーブルの距離やノイズに影響されるため、論理値の速度に達しない場合があります。

その他の単位については、以下の表を参照してください。

単位一覧表
単位 説明
Hz
(ヘルツ)
周波数を表す単位で、電気信号が1秒間に何回振動するかを示す。CPUのクロック周波数で使われる。(詳しくは、CPUとは を参照)
MIPS
(ミップス)
CPUの処理速度を表す単位。1MIPSで1秒間に100万回の命令を処理する能力があることを示す。
FLOPS
(フロップス)
浮動小数点演算の速度を表す単位。1MFLOPSで、1秒間に100万回の浮動小数点演算を行う能力があることを示す。(詳しくは、コンピュータの種類 を参照)
rpm
(アールピーエム)
1分間でのディスクの回転数を表す単位。ハードディスクのスペック等で使われる。「Revolution Per Minute」の略。
cps
(シーピーエス)
1秒間あたりに処理できる文字数を表す単位。プリンタの印字速度やモデムの通信速度に使われる。「Character Per Second」の略。
lps
(エルピーエス)
プリンタの印字速度を表す単位。1秒間に何行印刷できるかを示す。「Line Per Second」の略。
ppm
(ピーピーエム)
プリンタの印刷速度を表す単位。1分間に何ページ印刷できるかを示す。「Page Per Minute」の略。
ポイント フォントサイズ(文字サイズ)を表す単位。72ポイントで1インチ。
インチ 長さを表す単位。ディスプレイ等のサイズに使われる。
ピクセル 画像を構成する最小単位。画素またはドットとも言う。ディスプレイやデジカメの解像度を示すときに使われる。(詳しくは、出力装置(1) を参照)
dpi
(ディーピーアイ)
解像度を表す単位。1インチあたりに何画素あるのかを示す。プリンタやスキャナの解像度を示すときに使われる。(詳しくは、出力装置(2) を参照)
セグメント 全体を分割して、そのひとつの部分を表す単位。デジタル放送のワンセグ等で使われる。(ワンセグについては、デジタルデータと2進数 を参照)

このように、コンピュータに関して様々な単位が存在しています。また、これですべてというわけでもありません。あくまで代表的な単位にすぎないのです。

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